２０２３年も残すところ
１か月と３週間強ですね。
まだ起きてないコトでも
良い事って言われると嬉しいですよね？
例えば、
「来年、運命の人に出会いますよ！」
と言われたり・・・
「来月お仕事で
白羽の矢に当たるような
思いをするでしょう」
「大金を手にしますよ！」
なんて言われたら嬉しいですよね＾＾
でも・・・
どのくらい
信用してますか？
いやーひょっとしたら
ひょっとするのかも知れない。
とワクワクする気持ち、
どのくらい
持続しますか？
いや、本当にまじめな話。
その瞬間気分が良くなっても
恐らく一時間後には、
今、目の前に抱えている問題や
嫌なことに集中しているんではないでしょうか？
信頼しないという事は
一時的な慰めを自ら
選択していることに気が付きませんか？
（ここすごく重要）
では一方・・・・
「来年、人に騙されるかもしれないので気を付けてください。」
「今のプロジェクト、ミスを犯しそうなので集中してくださいね」
「恋人と今、喧嘩をしたら仲直りの時期がずいぶん先になるので
あまり感情的にならないように」
「散財して後悔することになるかもしれないので財布の紐をきつくね」
「運気が落ちていますよ」
これらのネガティブなことを言われたとき・・・
結構引きずりませんか？
気にしませんか？
気を付けようと
猜疑心いっぱいになりませんか？
それもとても強く、深く。
イヤー忘れちゃいますって人も、
実は結構引きずってます。
それを思い出させるような何かに遭遇すると思い出すので。
ここ、素直に認めた方が良いかと思います。
何故なら、人間の本来の
原始脳の働きに則している行動だからです。
人間の原始の脳は小さく、
命を守る機能を司ります。
臓器を動かしてくれるのもその一つですが、
【恐怖】【不安】に対しても機能します。
上記の様なネガティブな警告を言われたとき、
「えええ・・・気を付けよう。」
と感じるという事は、
何らかの【恐怖】や【不安】を感じてのコトですよね？
と、いう事は本質的にそうでなくても
命を脅かされる…と感じるので、
忘れない のです。
実際こういう時に忘れるのは言われた詳細です(笑)
初動で感じた
【恐怖】【不安】の感情は残ったままなんです。
では話を一番最初に戻します。
現時点の今ここの自分には
分からない未来のコトで
良い事言われると、
気分が良くなるのは一瞬で、
信頼してませんよね？
「いやぁ嬉しいなぁ＾＾
でもねー・・・・・・」
ではないですか？
「来年あなたは大金を手にしますよ！」
って言われたから、
家買っちゃおうかなー🎵
って実際に行動しますか？？
てか、出来ますか？？？？
（一つの例です）
しませんね。
という事は信頼出来てないんですよね。
あれ？おかしいな・・・
まだ起きていないネガティブなことも
言われただけで、何の片鱗もないのに、
とても信頼しませんか？
その原理は先でお話しましたね？
人間の脳の構造がそうなっているんです。
本能的に・・・・・・・
と、いう事は、
理性は？？？？
そうです、理性的な判断とは、
まだ起きていないことだと理解することです。
多くの方はこの時点でそれが出来ません。
詳細は忘れるくせに、
【恐怖】と【不安】はしっかり記憶しているのです。
そして見事に振り回される。
代表的なのは
一般的な捉え方の厄年なんかそうですよね。
まだ起きていない状態で
ポジティブとネガティブが
起きる確率は半々です。
良いですか？
半々です。
なのに良い事は信頼しないんです。
悪い事は思いっきり全力で信頼するんです。
そうすると人の脳というものは、
それを現実化させるように行動パターンを練り上げます。
良く出かける際に鍵を探すとき
「無い、無い鍵どこー」
と探しているとなかなか見つかりませんね。
それは無いと思い込んで探しているので
実は目の前に鍵があっても
見えないように脳が錯覚を起こしているのです。
現実の世界もすべてこの原理です。
ならば・・・
まだ起きていない未来将来のコト、
今現実を見て悪い方に判断するのではなく、
理性的に、
ポジティブとネガティブは半々で
今は未だ、何も決まっていないと理解しましょう。
そして出来ることなら、
更なる超理性を使って、
ポジティブな未来将来が起きる
可能性だってあるのだ、と
意図してみましょう。
最初は難しいと思います。
原始脳の本能が優位ですからね。
怖いと思います。
でも、理性は育てるものですから、
習慣化していくと、
自然と理性的に判断できるようになります。
筋トレと同じ。
理性を育てる訓練をするのです。
今年の後半は来年の運気を作る時期です。
この大切な時期に、
しっかりここでいうところの
理性脳を育てましょう＾＾
少しでも参考になれば幸いです。
